リモートワークや会社のデスクで長時間の作業をすると、股関節や腰の筋肉が凝り固まってしまいませんか?
ゴルフの動きに大切な股関節や腰の筋肉が凝り固まると、スイング中にスエーや前傾が保てないなど、ミスショットを生む原因に。
凝り固まった筋肉をほぐすにはストレッチが有効ですが、仕事に忙しい方はなかなかストレッチをする時間を取れないのも事実です。
そこで、現役接骨院院長の僕が、自宅でも仕事場でも、椅子に座ったまま簡単にできる股関節や腰まわりのストレッチを紹介。
股関節や腰の筋肉が緩めばナイスショットが打てるようになりますよ!
目次
股関節まわりの筋肉の役割
ゴルフのスイング時や、アドレスの前傾姿勢を保つためには股関節の筋肉群がよく働いています。
まずは股関節の主な筋肉の役割を知っておきましょう。
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋・小腰筋の総称):股関節を前方に曲げるのに重要な筋肉。大腿部が前に出ないように固定されていれば体幹が屈曲される動きとなる。
足を上げたり、歩いたりするのに働く。
中殿筋:中殿筋:中殿筋全体としては大腿部を外に開く動作を行うが、中殿筋を垂直に2分割してみると、前部は大腿部を内側に捻る動きと股関節を前方に曲げる動き。
後部は股関節を後ろに伸ばす・大腿部を外側に捻る動作に使われている。
大腿筋膜張筋:股関節を前方に曲げる・大腿部を外に開く動作を行う。
歩く時や走るときに足が真っすぐ前方に出す動きをするために重要な筋肉。
大殿筋:股関節を後ろに伸ばす・大腿部を外側に捻る動作に使われる筋肉。
通常の歩行時にはほとんど使われない筋肉で、座位から立ち上がる・階段を上る・ランニング・スキップ・ジャンプ・スクワット動作の時によく使われる。
他にも細かな筋肉はたくさんありますが、主要な股関節の筋肉の紹介でした。
筋肉の動きを知ることができれば、腸腰筋や大腿筋膜張筋でゴルフの前傾姿勢を保ち、大殿筋や中殿筋で、スイングの要となる股関節を捻り体を回す動作を行っていることがわかります。
次の項目でこれらの筋肉をほぐすストレッチを紹介していきます。
椅子に座って股関節、腰の筋肉を緩める3つのストレッチ法
椅子にずっと座って仕事をしていたら、股関節の筋肉が凝り固まって関節の可動域が少なくなってしまいます。
すると体全体の動きが悪くなるだけでなく腰痛の原因にも。
さっそく凝り固まった筋肉をほぐしていきましょう。
ストレッチ1:片足を組んで前傾する
「姿勢をよくして座り、右足を左膝の上にのせて足を組みます」
「右手で右膝を下に押しながら、左手は左足を下から支えましょう」
「ゆっくり息を吐きながら前傾し、この姿勢を20秒キープ」
「左右行うようにしましょう」
ストレッチ2:両足を広げて体を捻る
「姿勢をよくして座り、股関節を開いて座ります」
「爪先は外に向けておきましょう」
「ゆっくりと息を吐きながら、左手で左膝を押すように体を捻り10秒キープ」
「左右行うようにしましょう」
ストレッチ3:両足を広げて左右に動く
「姿勢をよくして座り、股関節を開いて座ります」
「体を左右に椅子ごとスライドさせ動きましょう」
「左右にゆっくりとリズムよく10回動くようにしてください」
ストレッチを行うポイント
ストレッチの強さ:股関節が痛くなるほど足を開かないように、気持ちいいと感じるくらいの強さで行うようにしましょう
行う場所:仕事の合間に、自宅でテレビを見ながらなど、空いている時間に続けることが長続きできる秘訣です
股関節の筋肉のコリには姿勢矯正・骨盤矯正クッションもおすすめ
仕事で長時間座っていることは避けられないというなら、姿勢矯正・骨盤矯正のクッションもおすすめ。
クッションを使って座れば姿勢を正しくすることができ、股関節まわりの筋肉がガチガチになってしまうことを予防してくれます。
猫背や、腰痛で悩んでいるならチェックしてみてくださいね。
【ゴルフのスエー対策】椅子に座ってできる3つのストレッチ法まとめ
ゴルフのスエー対策には股関節、腰回りの筋肉を緩めるのが効果的。
仕事中でも、家にいても簡単に椅子に座ってできるおすすめストレッチは3つ。
2:両足を広げて体を捻る
3:両足を広げて左右に動く
毎日3回づつ継続的に行えば、股関節・腰の柔軟性を取り戻すことができ、ゴルフのスコアを縮めることができますよ!
股関節・腰が凝り固まりすぎたときは、家庭用でもパワフルな『リフリーラ低周波治療器』を使うこともおすすめ。
リフリーラ低周波治療器のことが知りたいならこちらの記事もどうぞ。↓↓

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