バンカー練習するにも「自宅に砂場もないし」とあきらめていませんか?
バンカーにつかまり2打も3打も叩く。
辛いですよね~
バンカーから楽に出せるようになれば、ラウンドで大叩きする確率もグッと少なくなります。
この記事ではバンカーが大嫌いだった僕が、自宅で練習して克服した方法を紹介。
練習マットを使って、バンカーから出ない苦手意識を完全に克服した方法があるんです。
やり方はとっても簡単。
必ず1打で出せるようになり、ラウンド中のバンカーが怖くなくなります!
【バンカー練習】自宅でタオルを使う練習方法
まず初めにタオルを使った練習方法をご紹介。
バンカーは直接ボールを打たないので、この練習方法で砂を爆発させボールを飛ばす感覚を掴むことができます。
用意する物は「ハンドタオルとボールに紐の付いた練習マット」。
ハンドタオルを練習マットの上に乗せ、向かって右側の端はマットの下に折り込んで固定し、反対の端は4つ折りにしてボールをタオルの上に置きセット完了。
あとはこのまま打つだけ。
ポイントはボールを打たないように、タオルの4つ折りにした端を狙い打つこと。
タオルの抵抗が実際のバンカーの砂と遜色ない感覚でクラブに伝わってきます。
またタオルを2つ折りにすると抵抗が少なくなるので、砂を薄くとる練習にもなります。
他にも、タオルをくしゃくしゃに固めた状態でボールを真ん中に置けば、バンカーで「目玉」となったボールを打つ練習にも。
何度もいろいろなシチュエーションで練習できるので、自宅でタオルと練習マットを使ったバンカー練習はおすすめですよ。
【バンカー練習】ボールをティーアップして行う練習方法
次に紹介するのは、練習マットとゴムティを使った練習法です。
まず練習マットにゴムティをセット。
この状態でボールをティーアップし、ゴムティのみにサンドウェッジの刃を当てていくようにスイングします。
ボールは直接打たないので、サンドウエッジの刃がゴムティの真ん中を切る感じ。
ゴムティにしかクラブヘッドはコンタクトしないので、ボールはフワッと上がります。
砂の下にクラブヘッドを潜り込ませるイメージを作ることができますよ。
自宅でも、打ちっぱなしでもできる練習方法ですが、ゴムティが傷むので打ちっぱなし場ではこの練習を禁止しているところもあります。
必ず打ちっぱなし練習場では確認してから行うようにしてくださいね。
バンカーが脱出できるアドレスのポイント
バンカーの練習方法はわかってもアドレスが上手くとれていなくてはバンカーからの脱出はできません。
まずはスタンス。
肩幅よりやや広めの足の幅で立ち、若干のオープンスタンスで構えます。
オープンスタンスで構えるのはクラブの振り抜きをよくするため。
ただオープンに開きすぎると、スイング中右肩が下がりクラブヘッドがボールのかなり手前に入りやすくなるため注意。
次に6対4の左足体重をスイングのフィニッシュまでキープ。
ボールを上げる意識が強くなりすぎるとトップのミスが誘発されやすくなります。
クラブは、サンドウエッジのフェースをやや開き、ハンドレイトに構えましょう。
フェースを開くのは、ボールの芯を外して飛ばないようにするためと、ボールを高く上げやすくするため。
ボール位置の基本は左足かかと前ですが、個人個人通常のスイング時にもボール位置が違うように、バンカーショットでも自分に最適なボール位置は見つける必要があります。
素振りをして、練習マットにクラブヘッドが落ちたポイントを見極め、クラブヘッドが落ちた地点から3~4cm左にボール位置を決めるといいですよ。
あとは目標方向に向かってスイングすれば、バンカーショットで1発でボールが出るアドレスの完成です。
バンカー練習まとめ
バンカーは砂がなくても自宅に練習マットがあれば、しっかりとした技術が身につきます。
ちょっとの工夫でフワッとボールが打ちあがるバンカーショットの習得が可能。
タオルを使った練習、ティーアップした練習で直接ボールを打たなくてもいいんです。
そして、バンカーショットは砂を前に飛ばす意識を持つことが大切。
ボールを飛ばすのではなく、砂の爆発によって「結果的にボールが打ち出されるもの」と体で覚えることができれば、コースでバンカーに入っても大たたきすることはなくなりますよ。


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